トヨタ紡織株式会社は、サステナブルな社会に貢献という考えのもと、今回はカーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みや製品・技術を紹介する。
温熱快適性と省エネルギーを両立した「サーマルコンフォートシート」は、シートの背もたれと座面にシートヒーターやシートベンチレーションシステムを備えるとともに、首元へも温風や冷風を送って快適性をさらに向上させたシート。人の体に近い部分で温め、または冷やすことでエアコンで車室内全体を温度調整するよりもより省エネルギーに貢献し、快適な車室空間を実現する。
また、当社開発の小型化燃料電池システムを搭載した「FCアシスト自転車」は、当社のコア技術である精密プレス技術を活用し、開発した燃料電池システム「ハイドロジェンパワーシステム(当社製品名)」を搭載した自転車。水冷式熱マネージメントシステムを採用し、水の循環によって、FCスタックの発電時の排熱を水素タンクの保温に使用し、水素タンクの冷温をFCスタックの冷却用に活用したことで、システム全体の小型化を実現した。
その他の展示として、初出品となるリカーボンシェルシート(リサイクルした炭素繊維や天然繊維などを使用し軽量化と環境配慮を両立したシート)などを紹介する。
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和文URL:https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=334
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