日本特殊陶業は、セラミックス技術を生かした複数の電気自動車(EV)向け部品を「ジャパンモビリティショー2023」に出展した。磁石の鉄損を低減し、発熱を抑えることでモーターの省電力化に貢献するネオジム積層磁石をモーターメーカーと試作しており、2026年の量産開始を目指す。積層磁石は厚さ2㍉㍍の磁石と10~12㍃㍍のセラミックス絶縁層を重ねた。従来か…