中古車販売大手による自動車保険金の不正請求に端を発したさまざまな事件は、自動車業界の信頼を根幹から揺るがす問題で、断じて許されることではない。行政をはじめ関連する機関が協力しあい、余罪の追及と、損害を被ったものへの対応を急ぐ必要がある。コンプライアンスに向き合う姿勢が強く求められる。一連の問題には、関連する省庁が調査や捜査に乗り出す方針が示されて…