マツダは1日、SUV「CX―60」の価格を最大33万円値上げしたと発表した。原材料価格や物流費の高騰分を反映したほか、一部グレードで標準装備を充実したことによるもの。価格改定に合わせ、プラグインハイブリッド車(PHV)の最廉価グレードを廃止した。

 原材料や物流のコスト上昇に起因する値上げ額は一律19万8千円で、値上げ率は従来比約3・2~約5%増となる。さらに、一部のグレードで「ドライブ・パーソナライゼーション・システム」などのメーカーオプションを標準化するなど装備を見直した。こうしたグレードは原材料や物流費の転嫁分と合わせ、最大13万2千円高とした。

 改定後の価格は322万3千円(消費税込み)から。