自動車用鋼板や樹脂などで脱炭素の取り組みが本格化する

自動車用鋼板や樹脂などのメーカーが、二酸化炭素(CO2)排出量を減らした材料の供給を本格化する。日本製鉄は自動車用の高級鋼板を生産する高炉を電炉へと転換する検討に入った。三井化学はリサイクル材料を混ぜたPP(ポリプロピレン)コンパウンドを開発し、北米の自動車メーカーへの供給を決めた。自動車メーカー側も低CO2部材の採用に前向きで、日産自動車はアル…