自動車部品に使用される樹脂などでCO2排出量の情報提供が進む

化学メーカー各社が、原材料の調達から廃棄・リサイクルまでライフサイクル全体で二酸化炭素(CO2)排出量の「見える化」に動き出している。従来、主に車体の軽量化を目的に鋼板や非鉄金属から樹脂への材料置換が進んできたが、今後はCO2排出量の観点でも樹脂材料の採用が増えることも見込まれている。CO2排出量を納入先に見える化することで、自動車の脱炭素化を後…