ダイハツ工業は4月19日、軽自動車「ムーヴキャンバス」と、小型SUV「ロッキー」およびトヨタ自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給する「ライズ」のハイブリッドモデルについて、国土交通省からの出荷停止指示が解除されたと発表した。これにより、現行車種すべてで、道路運送車両法の適合性確認試験が完了した。

ロッキー/ライズのハイブリッドモデルは2023年5月にポール側面衝突試験での認証不正が発覚し、その後出荷・生産を停止していた。ムーヴキャンバスは同年12月末に出荷と生産が停止となった。

両モデルは、仕入れ先や販売店の体制が整い次第、出荷と生産を再開する。ムーヴキャンバスのみ、4月23日から出荷を再開する。

ムーヴキャンバスはダイハツ九州の大分工場(大分県中津市)、ロッキー/ライズはダイハツの滋賀工場(滋賀県竜王町)で生産している。