カーナビゲーションシステムの取り付けキットなどを手掛けるカナック企画(金子高一郎社長、東京都葛飾区)は、「バス置き去り防止安全装置みーつけたBA―001」を発売した。システムは押しボタンによる降車時確認式で、国土交通省が定めるガイドラインの認定品。機器の設置後には、出張による装置の点検や運転者講習なども行う予定だ。

 新製品はエンジン停止後に鳴らす警報音で、ドライバーに車内の確認を促す。ボタンを押さない場合、警報音の音量を段階的に上げ、10分後には車両のクラクションで車外にも周知し、幼児などの置き去りの発生を防ぐ。

 価格は接続ケーブルが8㍍と12㍍が7万7千円、20㍍が8万8千円(消費税込み)。