ドライバーが点検完了後に押す「降車確認ボタン」

 東海理化は14日、送迎バスに装着する「車内置き去り防止支援システム」をトヨタ自動車と共同開発し、4月以降トヨタの「ハイエース(幼児バス)」「コースター(幼児専用車)」用の後付け装置として採用されたと発表した。東海理化のスイッチ技術やエレクトロニクス技術を生かして開発した。

 車内搭載のスピーカーから音声案内を流し、ドライバーに注意喚起するコントローラ部と、ドライバーが車内点検完了時にボタンを押し、音声案内を停める「降車確認ボタン」、緊急時に警報を車外に向けて鳴らし、助けを求める「ここだよボタン」で構成する。