自動車生産の回復が遅れる中、ヨロズは2024年の稼働をめざし、岐阜県輪之内町に新工場を建設している。再生可能エネルギーの利用はもとより、燃料熱源のカーボンニュートラル(温室効果ガス実質排出ゼロ)化も進める計画で、グリーン電力による部品生産を行い、製造段階での二酸化炭素(CO2)排出量を減らす。平中勉(ひらなか・つとむ)社長は「われわれの競争は品質…