国土交通省、文部科学省、警察庁は、全国の市町村立小学校の通学路で合同点検を行い、登下校する児童を交通事故から守るための安全対策が必要な危険箇所が7万6404カ所あったとする調査結果を発表した。昨年6月に千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが衝突し、5人が死傷する交通事故が発生したことを受けて、3省庁が連携して教育委員会、学校、PTA、道路管理者、警察などと合同点検を実施した。
学校による危険箇所の調査では、見通しの良い道路や幹線道路の抜け道になっている道路など車の速度が上がりやすい箇所、あるいは大型車の進入が多い箇所なども危険箇所としてリストアップした。