トヨタ自動車は28日、自動車購入後のアップデートサービス「KINTOファクトリー」を同日に開始したと発表した。第1弾メニューとしてブレーキをかける際の急激な揺れを抑えて快適性を向上するトヨタ初の機能「なめらかブレーキ」などをそろえた。対象はトヨタとレクサスの計8車種で、施工を都内と静岡県浜松市の計29店舗に限定する。
第1弾メニューとして、「アップグレード」ではなめらかブレーキをソフトウエアの書き換えで反映するほか、「パーキングサポートブレーキ(静止物)」や「ハンズフリーパワーバックドア」の後付けなどを用意する。「リフォーム」は、シート表皮やクッション部分の取り換え、本革ステアリングホイールへの交換などに対応する。
将来的には両メニューの内容を増やすほか、対象車種や施工店舗も利用状況を踏まえて順次拡大する。ユーザーに合わせて車の設定を最適化する「パーソナライズ」はサービス化に向けて準備を進める。