大同特殊鋼は、「脱炭素社会」に向けて日本経済団体連合会(経団連)が策定した「チャレンジ・ゼロ」に参加したと発表した。電気炉内で不均一な溶融状態が発生するのを防ぐため、炉体を旋回する方式を導入し、電力原単位を4・9%低減した。この技術を活用した「炉体旋回式電気炉」を積極的に工場に導入していくほか、国内外の製鋼事業者にも拡販を進める。