日産自動車が12月25日発表した2019年11月の生産・販売実績によるとグローバル販売は、前年同月比10.3%減の41万7913台と、15カ月連続マイナスとなった。

米国販売はセダン系に加えて、ローグの販売も落ち込み、同15.9%減の9万2947台と低迷した。メキシコはセントラの販売が不振で同10.6%減の2万5636台だった。全体需要が低迷している中国は同1.0%減の14万8582台と小幅マイナスだった。欧州はジュークがモデル末期だったことから同7.2%減の4万3221台だった。

国内販売は消費増税などの影響で同16.7%減の3万7992台と大幅マイナスだった。

グローバル生産は全地域でマイナスとなり、同14.1%減の42万7948台と2カ月連続でマイナスとなった。中国はエクストレイルの減少で同4.4%減の15万0263台だった。国内生産はノートの減少で同17.8%減の6万5092台だった。米国は生産調整している影響で同24.0%減の5万7256台と大幅マイナスとなった。メキシコはアルティマの減少で同17.6%減の5万5282台、英国が同16.7%減の3万0480台だった。