地方の苦境が際立っている(新潟市内)

国土交通省はこのほど、2018年度の乗り合いバス事業の収支状況を発表した。全体の経常収支率は、輸送人員増などによる収入の増加幅よりも人件費や燃料油脂費の高騰などによる支出の増加幅が上回ったため、前年度と比較して悪化、赤字は前年度より40億円拡大した380億円に拡大した。調査対象事業者は、保有車両数30両以上の公営を含むバス事業者240者。収入合計…