スマートバス停

国際興業は、西鉄エム・テックとYE DIGITALが共同開発した高機能バス停「スマートバス停」を、埼玉県さいたま市内の「埼玉大学」バス停(志木駅方向)に導入する実証実験を12月2日から2020年11月30日まで1年間実施すると発表した。

スマートバス停は、デジタルサイネージや電子ペーパーで、バス運行時刻表や、告知文、広告などをリアルタイムに表示できるバス停で、特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、利用者利便性の向上にも寄与する。遠隔操作が可能で時刻表貼り替え作業が不要となるため、働き方改革やペーパーレスの推進の効果も見込める。

実証実験では、将来の本格導入を視野に電源の無い場所でも設置できる太陽光発電型のタイプを採用した。夜間の視認性や、利用客に正確な情報提供ができるかなどについて検証する。

西鉄エム・テックとYE DIGITALのスマートバス停を導入するのは首都圏で初めてで、西鉄グループ以外の福岡県以外での実証実験では3例目となる。