溶接の自動化で余剰となった人員は車両の機能拡充で負担が増加した組み立て工程に充てる

いすゞ自動車は、19日に発売した新型「D―MAX」の投入に合わせ、タイ工場の生産性を改善した。溶接工程の自動化率を高めたほか、国内工場で導入を進めるIoT(モノのインターネット)の展開にも着手した。タイの自動車生産は輸出の減少や国内市場の停滞で伸び悩んでいる。さらに、人件費の水準も高まっており、収益性の改善が課題となっていた。新モデルの投入に合わ…