Viaのオンデマンド型乗合サービス

伊藤忠商事は、米国Viaトランスポーテーションが提供するオンデマンド型乗合サービスを伊藤忠の社員向けに10月から導入すると発表した。

Viaは、複数の乗客を最適ルートで複数の目的地に輸送するオンデマンド型乗合サービスを手がけている。今回、伊藤忠は、日本交通の協力を得て、東京本社に勤務する社員を対象に、Viaのテクノロジーを活用して勤務時間内の移動時のオンデマンド型乗合サービスを導入する。

これによる社員の移動時間短縮やコスト削減の効果を検証するとともに、国内外でのオンデマンド型乗合サービス事業についても検討する。10月1日から2020年7月31日まで、車両10台で実施する。利用は業務のみ。

Viaは既に世界約80の都市、地方自治体、バス会社、タクシー会社、交通オペレーター、企業、大学に導入されており、日本でも森ビルが2018年8月から1年間の実証実験を実施した。