国内新車販売市場が重要な分水嶺を迎える。世界経済の減速や国内景気に黄信号が灯る中、10月に3度目となる消費増税が行われる。政府は自動車に減税など需要減対策を図るが、保有に掛かるコストが高止まりの中、その対策終了後の落ち込みを警戒する声も上がる。過去2度とも消費増税以降は増税前の水準に戻らず、足元の年間新車販売台数はピーク時の約7割まで萎んだ。消費…