コーニングは、中国・安徽省の合肥新站ハイテク産業開発区に、同社初となる車載インテリア用ガラスの量産工場を開設したと発表した。

自動車メーカー各社は、車内にディスプレイや高機能ガラスの採用を増やしている。今回、自動車メーカー各社に車載インテリア用「オートグレード・ゴリラグラス」を製造する拠点を中国・合肥に新設した。2019年第3四半期(7-9月期)から出荷を開始する。

オートグレードブランドのカバーガラスは、車載コネクティビティの充実などのニーズに対応するため、2019年初頭に発表した製品。

大型、曲面型で高解析度の車載ディスプレイの採用が拡大する中、高機能ガラスの需要が拡大している。同社では2023年までに自動車向け事業の売上高倍増という目標を掲げており、中国の新工場は目標達成に向けて重要な拠点となる。