ガソリンエンジン用GPF触媒生産施設のイメージ
GPF触媒

三井金属は、四輪車向けガソリンエンジン用GPF(ガソリン微粒子除去装置)触媒を開発したと発表した。

GPF触媒は四輪車のガソリンエンジンから排出されるカーボン系パーティクルを捕集して排ガスを無害化するもので、同社の触媒事業部が長年にわたって開発を手がけてきた。今回、カーボン系パーティクルの捕集性能が高く、浄化特性も高い触媒を開発した。これらの性能が評価され、2022年から量産車への採用が決まった。

同社は四輪車の排ガス触媒を現在5拠点で製造している。新開発のGPFは埼玉県上尾市の製造拠点と、中国の三井金属(珠海)環境技術で製造する。