ユニプレスは7月9日、中国湖北省武漢市に車体用プレス部品を製造する工場を新設すると発表した。投資額は60億円。
新会社「ユニプレス武漢」を2019年8月に設立する。資本金は2200万ドル(約24億円)で、ユニプレス(中国)が全額出資する。
ユニプレスは現在、中国には広州と鄭州、大連に生産拠点を展開している。武漢市には主要納入先である日産自動車の合弁である東風日産の生産拠点がある。ルノー・日産自動車・三菱自動車の3社アライアンスが中国での自動車生産台数拡大が見込まれるほか、他の武漢地区にある自動車メーカー向け事業を開拓するため、車体用プレス部品を製造する工場を新設する。
工場は2021年3月に操業する予定で、従業員数は200人程度。2023年度に売上高130億円を見込んでいる。