ホンダが発表した2019年上半期(1-6月)の中国の新車販売台数は前年同期比22.4%増の74万5409台と大幅増加した。

内訳は広汽ホンダが12.7%増の38万0605台で、東風ホンダが同34.4%増の36万4804台と、ともに2ケタの伸び率となった。中国の新車市場は低調に推移している。ホンダは前年にCR-Vのリコール問題から販売を一時停止していた反動や、CR-Vやシビックの販売が好調に推移している。

また、6月単月のホンダの中国での販売台数は前年同月比37.4%増の14万8382台と、6月として過去最高だった。CR-Vやシビックのほか、アコード、XR-V、フィット、クライダーの販売が1万台を超えた。特に、CR-Vとシビックは2万台を超えた。高効率2モーターハイブリッドシステムを搭載したCR-Vハイブリッドや、アコード・ハイブリッドの販売も好調だった。