アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は7月3日、10月に開催される「第46回東京モーターショー2019」に出展しない方針を固めたことを明らかにした。

ノアック社長は「消費者にどういう方法でアプローチしたらいいのか考えているが、今回はその方法として東京モーターショーを使わないことにした」と述べ、出展を見送る方針を明らかにした。ただ「今後、日本市場での投資は継続する」と述べ、販売会社とともに開催する試乗会など、独自イベントは実施していく構え。

東京モーターショー2019には日本の輸入車市場でシェアの高いダイムラー(メルセデス・ベンツ)は出展する予定だが、BMWやポルシェなど、欧州系自動車メーカーも相次いで出展取り止めを決めている。