コントロールルームの様子。生産に関わる情報が集約されている。情報はタブレットなどでも確認できる

三菱ふそうトラック・バスが、工場の生産性を高めるための新たな試みを展開している。工程内に設置したセンサーで設備の情報をリアルタイムに収集・解析して設備のトラブルを未然に防いだり、付加価値の低い仕事をロボットに置き換えたりと、デジタル化、自動化を積極的に進める。先進国のものづくりは「成熟期で改善の伸び幅が落ちてきている」(スヴェン・グレーブレ副社長…