電気自動車(EV)は古くて新しいクルマだ。1900年には全体の4割を占めていた。近代になっても、アメリカのマスキー法やカリフォルニア州のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル=無公害車)法などを契機に開発気運が盛り上がった◆原油が高騰し、三菱自動車や日産自動車が量販EVを投入した10年前が3度目のブーム。そして独フォルクスワーゲンのEVシフトや中国…