三菱自動車が6月開催の株主総会で取締役を11人から8人に減らす次期経営体制を発表した。驚いたのはカルロス・ゴーン会長と益子修社長以外の取締役が、全員社外取締役で占められることだ◆米国の大手企業では、トップだけが生え抜きで残りの取締役は金融機関や、その企業と関係のない他業界のトップなどが務めるケースが多い。経営の監督と業務執行の権限と責任を明確化す…