連続テレビドラマにもなった池井戸潤の小説「下町ロケット」は、町工場が大企業の開発するロケットにキーデバイスとなる部品を納入するために悪戦苦闘する姿が描かれている。中小・零細企業に夢を与える内容だが、現実はこれをはるかに上回っている◆米宇宙ベンチャーのスペースXが新開発の大型ロケット「ファルコンベビー」の打ち上げに成功した。通常のロケットの2倍の推…