自動車総連がまとめた27日時点の春闘回答状況によると、いわゆるベースアップ(ベア)に相当する賃金改善額は平均1239円と昨年実績を105円上回った。業種別で販売や一般が昨年を上回る回答を引き出している。一方、全体の5割超が回答を終えた車体・部品の賃金改善は昨年を下回っている。先行き不透明を背景に経営側の慎重姿勢が強まっている。集計対象の1101組…