新工法を適用した部品のイメージ

自動車用の排気システムやプレス部品を製造する三五(恒川幸三社長、愛知県みよし市)は、骨格に使う超高張力鋼板(超ハイテン材)加工でネックとなるスプリングバックを抑える新工法を開発した。あらかじめ、ひび割れしやすい部分を予測し、その箇所に材料を寄せて余力を持たせる。圧縮しながらプレス成型した後に元へ戻ろうとする伸びる力が働いても、プラスした分で相殺す…