OBDとは「オンボードダイアグノーシス」の略称で、日本語では「車載式自己診断装置」と呼びます。もともと排ガス浄化装置の故障を検知するために米国で1980年代に考案されたのが始まりで、日本でも2000年から義務付けが進みました。初期のOBDは警告灯の点滅や英数字で故障コードを知らせていましたが、今では排ガス浄化装置以外のさまざまな装置の異常や故障履…