富士経済(清口正夫社長、東京都中央区)は、自動車向けの需要が増加しているリチウムイオン二次電池材料市場について調査した。それによると2021年には16年比2・1倍の2兆9024億円の市場規模になると予想。正極活物質や負極活物質、電解液、セパレーターが市場の80%以上を占める。正極活物質の中では容量の大きい三元系が21年には同2・2倍、ニッケル酸リ…