中央発條は、エンジン向け部品の競争力の強化を図ると同時に、車の電動化に伴う自動車部品需要の変化にも対応する方針だ。髙江暁社長は「ばねの分野ではナンバーワンの提案力がある会社でありたい」と、１００年に１度と言われるほど自動車産業が変化しつつある中でも、既存事業と将来事業の両方を見据えて経営基盤を固める。―足元の経営環境は「インドネシア、中国、タイの…