三菱ケミカルは19日、タイ子会社が1月からスチレン系可塑性エラストマー(TPS)の製造を開始したと発表した。東南アジアで自動車向けなどの需要が拡大しているのに対応、現地生産する。同社はこれまで、東南アジアでは域外で製造したTPSを輸出して製品を供給していた。自動車産業や食品分野でTPSの需要が拡大している。今後も需要拡大が見込まれることからタイ子…