近年は国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)など海外相手の仕事が多く、昨秋からは省を挙げた自動運転政策の事務局役も務めるなど多忙を極めた。環境政策は環境省に出向して以来、ほぼ10年ぶりだ。「当時、排ガス基準は『米国に追いつけ、追い越せ』だったが、今はハイブリッドや電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)など技術のバックボーンを日本勢が…