武蔵精密工業は、２０１６年度中にもメキシコでオートマチックトランスミッション（ＡＴ）用プラネタリーギアを生産する。機械加工も手掛けて、部品の加工から組み立てまで一貫生産体制を整える。北米市場は燃費性能や走行性能向上のため、自動車メーカーがＡＴを多段化する動きを加速している。ＡＴの構成部品であるプラネタリーギアの需要増加が見込まれるため、生産能力の…