○…今年度第２四半期のＧＤＰ成長率が年率換算１・６％減となった。消費税率１０％への引き上げ時期が延期され、国会は解散となるなど数字が与えた衝撃は大きい。しかし、勤労者世帯では生活実感との違いを感じないのが大方の感想ではなかっただろうか。失われた２０年を何とか乗り切った多くの世帯では、アベノミクスは一時の浮かれごとで、すぐ冬の時代に戻ると防御態勢を…