日本鋳鍛鋼会(村井悦夫会長=日本製鋼所顧問)は、7月の鋳鋼・鍛鋼の生産実績を公表した。鋳鋼は前年同期比4・8%減の1万4814トンで4カ月連続の減少、鍛鋼は同4・2%増の5万5505トンで12カ月連続の増加となった。鋳鋼はロールや金型、発電機器向けでの需要低迷が続く。一方、鍛鋼は輸出用を含めて自動車向けが好調で、鋳鋼とは対照的な推移を示している。