昨年の我が国経済は、世界経済が一部に不安定さを残しつつも緩やかに回復に向う中、新政権による経済対策などにより景気回復の期待が高まり、円安・株高が進行し、個人消費の拡大、円安を追い風にした輸出回復が重なるなど着実に持ち直し、デフレ症状も和らぐなど、年初より好調に推移してまいりました。ただ、7~9月期の実質GDP成長率は速報値の1・9%増から下方修正…