メカニックで入社した仙台の新車ディーラーは、1年半で辞めた。当時はオイルショックの頃で鉄やアルミなどの素材が高く、「解体屋みたいなこともやった」流れから昭和52年、23歳で自動車整備工場をスタートした。とはいえ、商売に対しては「欲も目標もなく無策だった。お客さんには、自然と知り合いや仲間がなってくれた程度で、それ以上は考えなかった。口コミも結構あ…