連日の猛暑。炎天下を歩いていると、生気がなく倒れるのではないかと思うような人とすれ違う。熱中症一歩手前か。自分もそう見られているだろうなと吹き出す汗を何度もぬぐう◆太陽の眩しさを避け、下を向いてふと気が付いたのが舗道の敷石と敷石の間に小さく盛られた砂粒。まるで人間が工事のために掘り返した土を穴の周りに放り投げたみたいにみえる。ほんのわずかな、1ミ…