国を挙げてFCVの開発・普及を急ぐ

原発事故以来、エネルギー政策の方向性がなかなか定まらない日本。ただ、安定かつ低廉なエネルギーの確保は産業や暮らしに必要不可欠。白書は「政策をゼロベースで見直し、安定供給やコスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築していく必要がある」と指摘する。1990年を基準とした日本の最終エネルギー消費は、2010年度の7・8%増が11年度には4・6…