雪国特有の路肩位置を示す標識「固定式視線誘導柱」。およそ80㍍間隔で設置されている

人口減少が進む中、社会インフラとして重要な道路設備のメンテナンスの担い手も減っている。多くの道路を管理している自治体にとって、課題の一つになっている。そこで、古河電気工業はドライブレコーダーを使った道路標識の点検システムを開発した。2024年には北海道鹿追町で実証試験を実施し、冬期間でも点検作業のコストや時間を50%以上削減できたという。道内の道…