いすゞ自動車は1日、小型トラック「エルフ」および普通免許で運転できる「エルフミオ」に四輪駆動(4WD)を追加して発売した。エルフミオは自動変速機(AT)限定の普通免許で運転できる国内唯一のディーゼルエンジンを搭載した4WDのトラックになるという。降雪地など走破性が求められるエリアの需要を取り込む。販売目標はエルフシリーズ全体で年4万台。
エルフの4WD車には手動変速機(MT)に加え、AT限定免許で運転可能な9速デュアルクラッチ式変速機「ISIM(アイシム)」を設定し、ドライバーの疲労軽減や省燃費化を実現した。エルフミオは9月下旬からオンライン販売でも取り扱いを開始し、限定のメンテナンスリースプランを提供する。
価格はエルフの「SG」グレードのISIMが、二輪駆動車(2WD)に比べて約40万円高の771万7600円(消費税込み)。