東洋紡グループで衣料繊維などを手掛ける東洋紡せんい(清水栄一社長、大阪市北区)は、強度やコスト優位性を高めた熱可塑性ガラス繊維複合糸「GfCヤーン」を開発したと発表した。自動車部材や建材などへの提案を見込んでおり、2026年度中の実用化を目指す。ガラス繊維と熱可塑性樹脂を組み合わせ、高い強度や加工性を実現しつつ、長期保存や再成形も可能とした。炭素…