低炭素でリサイクルも容易な素材などの提案を進める(イメージ)

東洋紡エムシー(森重地加男社長、大阪市北区)は、完成車メーカーに向けて次世代素材の提案を本格的に始める。車載電池周辺の素材や低炭素でリサイクル性の高い内装材などを開発し、試作設計や性能評価まで担えるようにする。2030年頃に量産される電気自動車(EV)などで採用を狙う。現在はティア1、2(1次、2次部品メーカー)を通じて部品の提案・供給をしている…