「仕入れは競争だ。小売りよりも激戦になっている」。都内のあるディーラー関係者は中古車仕入れの現状をこう表現する。新車販売の低迷による下取り車不足、保有期間の長期化、環境対応車購入補助制度の影響など、中古車流通台数の押し下げ要因は少なくない。ただ、こうした状況だからこそ、「タマがないなら、ないなりの仕入れ策や商品化戦略、販売戦略を展開していく必要が…