大同特殊鋼は20日、半導体製造装置向けなどで需要拡大が見込まれるニッケル基合金やクリーンステンレスなどの高級鋼を増産するため、知多第2工場(愛知県知多市)に約52億円をかけて特殊溶解設備の真空アーク再溶解炉(VAR)2基を新設すると発表した。2024年度末までの稼働開始を予定する。生産能力は現在より2割高まる見通し。VARは、1次溶解した鋼塊を高…