帝人は、燃料電池部材「ガス拡散層」(GDL)で厚さ50㍃㍍に薄化した製品を開発したと発表した。車載用をはじめ燃料電池の小型化や高性能化に貢献する技術として、電池メーカーなどに提案していく。GDLは、燃料電池に水素や酸素を供給し、電極の化学反応で生まれた電子の集電や生成水の排水などの役目を持つ。炭素繊維シートを用いるのが一般的だが、触媒へのダメージ…