20~30歳代の若者の間で風呂無し賃貸物件の人気が高まっているとの記事に触れ、約30年前の自身の学生時代を思い起こした。当時、間借りや長屋からワンルームマンションに学生の住処が変化する過渡期で、貧乏学生は質素な「下宿」と相場が決まっていた◆一方で今どきの若者は、簡素な生活を求めてわざわざ風呂無し物件を選んだりするという。確かに間借り物件なら、都内…